黒服付け回しの解説 ①付け回しとは
黒服の花形職業?
こんにちは!(^^)!
営業中の黒服のポジションに「付け回し」があります。
キャストをどの席に着けるのかを采配する役目です。
よく「黒服の花形職業」と呼ばれてます。
それが正解か否かは分かりませんが、
営業中、キャストと一番関わる立ち位置であり、どのキャストを着けるかでお店の売上を左右する重要なポジションになります。
付け回しは難しいの?
ん~、妥協して、ただ回すだけなら簡単ですね。
売上を意識して、意図を持った付け回しをするなら、瞬時の判断、時間配分、
キャストとのコミュニケーションなど難しいと言えます。
でも手応えを感じたときは喜びも大きいです。
気を付けるポイントは?
・1番はキャストとのコミュニケーションですね。嫌な気分にさせたまま席に着ける訳にはいかないので
小さな気遣いが必要になります。
・要望の判断 お客様の要望(○○さんを着けてほしい)とキャストの要望(あの席短めで、ここに着きたい)と
黒服の要望(この席についてほしい)この3つの意見は常に食い違います。
キャストの言う通りに付け回しをすれば、意見も割れることなくラクですが、売り上げは上がらないかもしれません。
キャストが好き嫌いで着きたい席を言ってるのか、考えがあって言ってるのか短い会話で判断します。
時には意見が衝突することもあります。そこでの伝え方の切り替えしのコミュニケーション能力も必要になります。
キャストの要望を断る事もありますし、尊重することもあります。
指名のお客様の久々の来店や、フリーからの2度目の指名来店は黒服でも把握可能ですが、
お客様との距離感、来店に至った経緯、関係がこじれそう、特別な日はキャストに聞かなければ分からないこともあります。
それを判断して必要とあれば席に着ける時間配分を長めにしたりと調整は必要かと思います。
・時間配分 時間制のお店はセット時間内にチェック(お会計)に行ける状態に仕上げる必要があります。
指名の女性が10分しか着いてないのに時間が来てしまった。では不満足を与える要因になります。
時間制ではないお店も「指名の女性まだ来ないの?」と言われる場面もあります。
1人の指名が2、30組被る時などは特に、時間内にチェックに行けず少し時間を延ばすと、他の指名の席全部が遅れます。
チェック時間も全部遅れますので、次の予約のお客様が来る時間に席が空いてないなんてことになりかねません。
分単位、秒単位の判断が必要になります。
細かいことはまだまだありますが、大きくはこの3つでしょうか。
先ほども触れましたが、ラクをしようと思えば簡単です。
キャストが付きたい席ばかりに着けたり、、、そうすると忙しくなって
、いざ!この席に着いてほしい!って時にコントロールが効かず協力してくれなくなることもあります。
只、妥協せずに真剣にやるほど、女性との衝突、お客様からの苦言が多くなります。
(おかしな話ですが)
それでもお客様からクレームくると分かった上で付け回しをすることも時には必要ですし、
女性との衝突も時には必要です。 戦う覚悟がある人がやるポジションだと思っています。
もちろん、最初は誰でもできません。自分も1年くらいはダメダメでキャストからも
お客様からも不満の嵐でした(笑) 手応えを感じたことが無く、少しずつ上達してる実感も無く、
できるようになる感じが皆無でした。
1年間毎日ボロカスに言われ続けるとラクな付け回しに逃げたくなるのです(笑)
気持ちは分かります。
只、諦めずに営業前はシュミレーション、営業後は振り返りを続けることで、ある時急に手応えを
感じたのを思い出します。
センスは必要?
これは難しいです。
実際センス抜群の人います。
覚えが早かったり、発想豊かな付け回し、キャストへの伝え方が異常に上手い、
トラブル対応でプランが総崩れした時の立て直しが早いなど。。
見てて勉強になります。
が、不器用でも覚えが遅くてもある一定の合格点まではできるようになります。
センスの無さは、情熱で(精神論(笑))カバー?キャストには何回も謝ったり何回も面談し、
一生懸命やってる姿、戦ってる姿で理解は得られたりもします。
センス云々よりもやはり、売上を意識した付け回しをしようと心掛けてるかどうかが大事だと思います。
(ここでの売上は、金額以外にも、・次に繋がるか・キャストとの信頼関係、気遣いも含みます。後の売上を左右します)
最後に
なんか、大変そう~。って潜在意識を植え付けてしまってたらゴメンナサイ”(-“”-)”
勿論、嬉しいことも多いのですよ、キャストと深く関われるポジションですし、
お客様を掴んでくれたら嬉しいし、キャストから信頼されてると感じるし、お店全体をまとめやすくなるし。。
ただ、良いことばっかり書いて現実が辛くなるのも、、と思いまして。
付け加えると、このブログの趣旨が売上アップなので、少し厳しい感じになってしまいました。
これから「付け回し」はシリーズ化して1つずつ解説していきますので(付け回しに正解はないのですが)
参考にしていただければと思います。
それでは、読んでいただいて有難うございます!(^^)!
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