黒服がキャストに伝える接客の仕方①
色々な意見を取り入れる
キャストに対して、どのように接客アドバイスを行っているでしょうか?
そもそもアドバイスしてますか?
接客はキャストの仕事の要の部分でありながらキャスト任せになってることも多いのではないでしょうか?
新人キャストからしてみたら「何を話せば良いのだろう」「話したらいけないことあるのかな」
「大した会話できないのに良いのかな」頭の中は「?」と「不安」だらけです。
指名本数や営業件数は数字で見えますが、接客は見えないので皆、触れないのです。
しかし、いくらメールやlineを頑張っても来店して面白くなければお客様は来ませんし、連絡のやり取りが
無駄とはいいませんが接客とリンクしてないので頑張りに対してのリターンが少なくなります。
結論から言うと黒服からアドバイスするより、経験豊富なキャストの方が良いアドバイスができます。
しかし中々、接客の意見交換の相談はし辛いものです。
その機会を提供するのが黒服の役割になります。
・キャスト同士で面談(相談)の場を作る。
・先輩キャストの受け答えを見て学ぶ。
・いろいろなキャストに心掛けてることを聞く。
・YouTubeなどで学ぶ。
上記3点で、知識として引き出しの数を作ります。
学んだこともキャストの個性によって通用したりしなかったりします。
教えてくれたキャストだからその接客が成り立つことも多いです。
ですので得た知識を営業中に色々試してお客様の反応を経験として蓄積します。
又、同じ接客してもお客様によって反応も違います。
表情や目線、話し方、セリフなど色々試して、良い反応を蓄積します。
※(誰とでも仲良く話せるお客様は参考にしない)
ここで言う良い反応とは、自分に心開いてくれた(距離が知事待った)と感じることです。
分かりあえた気がする~みたいな経験、あると思います。手応え的な!(^^)!
お客様が、何か他のキャストとは違うな、と感じてもらうことも大事です。
教えてもらったりYouTubeで学んだことは、テクニックであり、経験を振り返って話してるのでその時の表情や仕草や、
その時の空気まではさすがに再現できません。
そのテクニックを色々試してみてお客様の反応見て、なんだかんだ最終的にはお客様に対する気持ちからくる行動が大事だと気付くのですが(気持ちが1番大事)、
テクニックの引き出しを多く持っておけば、いざ、と言うときに行動に移せるので損はしません。
お客様の心を開く
フリーの席に着いた場合、キャバクラの場合、15分前後しか着く時間がありません。盛り上がってなかったら7分くらいで
交代となる場合もあります。
ですので、いかに早い段階でお客様との距離を縮める必要があります。
「何件目ですか?」みたいな事を聞いて誰も得することも盛り上がることもない会話は時間の無駄です。
逆に最初で心を開けないと、会話は全く弾まず苦痛の時間になります。
「あのお客さん全然話してくれないんだけど」とお客様のせいにしてはいけません。
次に着いたキャストと楽しそうな光景を見たら言い訳にしかなりません。
お客様の中には、カッコつけてあまり話してくれなかったり、恥ずかしがり屋で目も合わせてくれなかったり、よく話してくれるけど
当たり障りない会話で距離が縮まらなかったりします。
しかし時間は限られてますので3~4分で打ち解けたいものです。
ノリよく元気で押し切っても相手は合わせてくれるかもしれませんが心の距離は縮まってなかったりもします。
お客様の方から「自分から話してみたいな」「どんな子かもっと知りたいな」「仲良くなりたいな」と前向きになったら、
心開いてくれたのかな、と思います。
「打ち解けて、お願い」と心の中で相手にお願いしても変わりません(笑)
求めるのではなく、そうして(打ち解けて)欲しいなら、まずは先にそうして(打ち解けて)あげることが大事です。
キャストから心を開きます。体ごと相手の方に向きを変えたり、視線を合わせたりして(方法はお任せします)
「私はあなたに興味ありますよ」「どんな方か知りたいのです」と口に出さずに態度で伝えます。
褒めてほしそうなところを褒めることも効果的です。
性格を褒めるのも効果的です。
性格を褒める場合は「優しそう」ではなく「優しいですね」言い切ります。
「いや、優しくないよ」と言われても大体、照れ隠しですので「いや、優しいです」「優しいはずです」
そして、いろいろ会話して「ほら、やっぱり優しい」と言ってみたり!(^^)!
物を褒める場合は、物を褒める⇒連想する性格を褒めると良いでしょう。
褒める以外にも距離を縮める方法は色々ありますが、方法よりも気持ちが大事だと思います。(精神論ですみません)
気持ちが行動、言葉に表れますので、どうしたら喜ぶだろうと考えながら。。
それには相手の事をよく見ることも大事です。席に着く前も接客中も、席から抜けた後も。
例えばあなたがキャバクラに行ったとして、2回転目で着いた女性からこう言われたらどうでしょう?
「初めまして、○子です。嬉しい~♡ あ、いや、心の声が(笑) (あなたが)お店入ってきた時、気になってお話ししたいと思ってて
他で指名入ってるけど黒服さんにお願いして一旦、指名抜けて、ここに来させてもらいました!(^^)!」
嬉しいですよね、自分に対する気持ちも伝わるし、自分の為に指名の席犠牲にしてまで来てくれて。
貴重な時間になりますね。
非日常の世界
お客様からするとクラブ、キャバクラは仕事を忘れた非日常の世界の体験です。(接待以外)
ですのでキャスト側からは仕事の話は避けた方が良いかもしれません。日常を思い出してしまいます。
話はそれますが、レジ周りの文房具(仕事を連想させる)も最低限にしてお客様から見えない方が良いと思います。
黒服のスーツ、革靴は、、、クレーム対応等あるので目をつぶりましょう(笑)
話を戻して、接客においても非日常を感じてもらうことを意識します。
非日常とは、、、職場で感じない事です。
ジェットコースターの恐怖も、ディズニーの楽しさも、キャンプでの癒し、スノボの爽快感も非日常です。
キャバクラは人間関係ですので人間関係における非日常を提供します。
お客様の中には「出会いは求めてない」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、それなら居酒屋で良いはずです。
「無理やり連れられてきた」とおっしゃっても、男女が集まる社交場にいる以上は、こちらもトキメいてもらったり、
ドキッとしてもらえる会話は必要と考えます。
接客の中で男女の会話、恋愛の会話は織り交ぜた方が良いです。男性は普段の生活で恋愛の話はあんまりしないですし、
そのお客様の恋愛論に共感することがもう非日常です。
「逆にどんな女性が好きなの?」とか恋愛話が無いと、「俺に興味ないのかな」と感じて心を閉ざしてしまいます。
それでも何から始めたらよいか分からない場合は、褒める・さりげないボディタッチ・近い距離で話す(コロナ過ですが)
感情を言葉に出す。だけでも非日常は提供できてます。
まずはこの4点を意識することから始めても良いと思います。
・お客様とキャストの間の距離が離れてるよりもお互いの膝がくっつくくらい近い方が、心の距離も縮まります。
むしろ膝がくっついたら男性は(特に僕は)顔は冷静を装いながらも全神経を膝に集中します。(おー、あたってるよォー)って歓喜します(笑)。
・ボディタッチも嬉しいです。相手の携帯除く時、膝に手を置いてみたり。「今何時?」と言って相手の手を掴んで腕時計見たり。手相とか、手大きいですねとかで
合わせたり。ベタでも嬉しいものです。
・感情を表に出すというのは、嬉しいこと言われたり、指名入れてくれたり、ドリンクくれたりした時に「うれしい」という事です。
意外とけっこう普段言えてないのです。「えーありがとうございますー」とみんな言います。
男性からすると、お礼よりも(お礼も大事ですが)喜んでる姿を見るのが好きなのです。(僕だけでしたらすみません)
お礼の後に一言「うれしっ」とか「うれしっ、やったぁ」とか付け加えるだけでも効果あります。
連絡先交換の大事さ
接客で良い感じになっても連絡先を聞かないと
「あれ?俺に興味なかったのかな?」とお客様は感じます。
超売れっ子で接客中に次の来店予約を入れる神の領域のキャストもいますが、ここでは置いておきます。
連絡先を聞くときも業務的にではなく、めっちゃ教えてほしい感じで聞くと男性(僕)は喜びます。
交換した後に「やった♡」と言われたりなんかしたらもぅ。。。。すみません、主観が入っちゃいました。
ただ交換するだけだと何て連絡してら良いか困ると思います。「なんてメッセージ送ろう、思いつかない」ってなります。
交換する際に会話の中での何かの約束、「○○調べとくね」「○○やってみます、報告しますね」と一言付け加えても良いと思います。
長くなりましたが今回は以上になります。
最近はYouTubeで接客だったり、男を虜にする方法や心理学、メッセージのやり取りなど多くの情報がアップされてます。
それを参考にしつつ、マネするのではなく周りとは違う自分の個性、どうやったらインパクトを与えれるか、
他のキャストとは違うと思わせれるかを模索していくと良いと思います。
1つのコメント