キャスト管理について②

キャスト管理について②

管理って何をすればいいの?

1番の目的は成長!接客レベル、売上の向上です。

向上しないで良いのなら、ただ出勤してくれたらいいだけなので出勤の管理だけで良くなってくるからです。

 

・何か不満があるようなら解消して、売上が上がるようにサポートします。

・業務的に作業的にならずに、気持ちを入れていくことが大切になります。

・キャスト目線で、キャストがどう感じるか(前向きになれるか)常に意識して関わっていきます。

・相手の気持ちは推測になりますので、自分が言われたらどう感じるか考えると分かりやすいです。

 

キャストの気持ちを考える・信頼関係を作る

 

黒服とキャストとの会話でこんな光景を見ます。

「だんだん数字落ちてますね」「今週まだお客様来てないけど呼べそう?」

など。 こう言われて相手が喜ぶと思いますか?逆にあなたが言われたら嬉しいでしょうか?

 

親に「勉強しろ」と言われるのと同じで

お尻叩いても一応頑張りはするでしょう。「注意されたくないからやる。」「注意されない程度にほどほどに頑張る」になります。

(本気で頑張ったら100点取れるかもしれないけど80点くらいとれればいっか)みたいに。

注)ごく稀に叩かれて、煽られて本領発揮するタイプもいます(笑)

 

自発的に頑張りたいという土台作りをしないといけません。

 

何回も言いますが、キャストの気持ちを想像しながら接し方を変えていきます。信頼関係にも繋がります。

 

※余談ですが基本、週に1回はキャストと面談した方が良いです。15人担当受け持っていたら15回になります。

そうすることである程度状況把握はできます。

 

まずはキャストとの間に信頼関係を築くのが先です。距離が近くなってない状態で数字を注意する話は危険です。

(数字を褒める場合はOK)

接する機会、会話する機会、メッセージのやりとりする機会を多くします。キャストの領域に少しずつ入り、

身近な存在に感じてもらいます。

 

営業中、営業前後、よくキャストを観察します。

以前との違い。表情、よく一緒にいるキャスト、閉店後すぐ帰宅するようになった、特定のお客様に固執気味など。

数字が落ちたりしてたら「最近どうしたの?」「何かあったの?」と相手の気持ちを探ります。

私(黒服)はあなたの味方ですよと、意思表示します。

 

教えてくれるキャストもいれば、まだあなたが信頼できないから教えたくないキャストもいます。特に理由なく

やる気なくなっただけだったりもします。

 

「褒める」「ありがとうを言う」「名前を呼んで挨拶する」「挨拶して軽く立ち話をする」

「帰り際、労う」を常に意識します。

 

売上が落ちるのはキャストだけのせいではない

流れとしては

まず、信頼関係を築き女性のモチベーションを上げる。→今後、〇〇年後どうしていきたいのかプランを聞く。

→そのためにいくつか提案して3か月後、半年後の目標設定する。→目標達成するために黒服が協力できる部分をいくつか伝える。

→キャストと黒服が一緒にに協力して売り上げを作る。  になります。

 

売上げはキャストの責任だからキャストに放りっぱなしはNGです。

 

黒服とキャストが二人三脚で協力して作っていきます。で、ママや役職女性からのアドバイスやフォローなど協力を付け足します。

担当キャストが15人いたら15人と二人三脚していきます。

 

そのキャストの売上低下は、黒服の協力不足でもあるのです。

 

黒服がサポートできること

接客のアドバイスについては、 黒服がキャストに伝える接客の仕方① 黒服がキャストに伝える接客の仕方② で

説明してますので、ここでは省略します。有名キャバ嬢のyoutubeを参考にしてもよいと思います。

①目標設定

・月に〇〇円稼ぎたいのなら、週に必要な指名本数、週1回来てくれるお客様をあと何人必要など目安で伝えます。3か月、半年後達成できるように設定します。

・3年以内に辞めたい意思のキャストなどは、在籍している間の目標設定をする。

 

・目的なくなんとなく働いてるキャストは1日単位で目標設定する。「着いたお客様と、連絡先交換しよう。」「場内指名1本目標にしよう。」→自分のお客さんができると

仕事が楽しくなったりもします。 ベテランでない場合、連絡先を増やすことは大事です

 

・目標に対して毎週進捗します。(あまり硬くならないように話します、半分雑談でも)

・1日単位の目標設定したキャストは帰り際に5分でも進捗します。

「連絡先交換」が目標なら、次の日に「連絡してみた?」「返事来た?」と話すこともできます。

 

勿論、できたことに対しては「褒める」は意識します。

 

②キャストのお客様を把握する。

・顔と名前と指名と会社名は頑張ったら覚えれると思います。 「あのお客様ってどんな人~?」とキャストに聞きます。

自分のお客さんの話をするのって、キャストはけっこう嬉しいみたいです。

黒服が名刺持ってご挨拶しにいっても良いでしょう。

 

・覚えることで「最近○○さんきてないね、何かあったの?」「俺(黒服)から電話してみようか?」と会話の切り出しができます。

パソコンで管理もできますが、感覚として気に留めてくれたことに対してキャストから評価されます。

・場内指名のお客様も覚えておくと良いです。顔だけでも構いません。 次の日「連絡してみた?」と聞けるし、

2回目指名でご来店された時に「すごい、指名返したじゃん」と、最上級にキャストを褒めることができます。

というか、指名返したことに気づかずスルーしたらキャストの頑張りを無視したことになります。

 

お気づきでしょうか。

 

お客様を知ろうとする。色々なことを覚えてる。変化に気づく、達成したら褒めてくれる黒服の行動が

→キャストからすると「私に協力しようと努力する姿勢が見える」「私を見てくれている。分かってくれている」

と感じ、私も頑張ろう!と前向きになります。信頼になります。

基本、「変化に気づく」「褒める」は必須です。

文章なので硬そうな言葉に感じますが、、感情込めてが良いです。

 

終わり





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